講師勉強会

Instructor workshop
講師勉強会の様子
勉強会は、
講師同士の切磋琢磨の場所
勉強会の目的は、「共に育つことのできる人間集団となるため」
その意図は、
1.キャリア講師となるための知識習得やテキスト内容の理解。
2.講師陣のレベルを一定に保持すること。です。
1は、主にキャリア講師を目指す方々(ティーチングアシスタント(TA))の勉強会として行います。
キャリア講師になるために、必要な知識やスキルがどのようなものかは、実際に授業現場に関わり、肌で感じるのが一番です。
その授業現場体験のもと、テキスト内容の理解、授業の組み立てや、進行、学生との関わり方、分かりやすく伝える工夫等を勉強します。
知識ややり方だけを訓練しても学生にとって意味ある授業は成り立ちません。
そのためにも学生の現状をよく理解し、どのように対応して授業を進めていけば良いのか、その答えをTA自らが、担当講師の授業に関わり、学生とも接しながら習得、習熟していくことが講師への道のりになると考えています。
2は、授業の事前準備として、各講師の先生方には、テキスト内容の理解のもとに、授業の組み立てや、分かりやすく伝える工夫が求められます。
同じ授業がほぼ同時にいくつかのクラスで行われ、複数の講師でキャリアの授業を行う場合には、それぞれの講師の持ち味を生かしながらも、一定のレベルを保つために、授業のポイントや基本となることを共有することが必要です。
そのため、授業終了後に、担当講師はTAを交えて振り返りを行い、学生状況を共有し、授業で感じた(生じた)問題点等から、課題を見つけていきます。
意見交換を通して課題の解決案を見つけ出します。
このようにして、キャリア指導の知識やスキル向上を促進することで、共に学び育つことのできる人間集団、教師集団ができると考え、楽しく学ぶ勉強会を行っています。
TAも交え、講師の先生方全員で、授業の気づきをカードにし、議論しながら、疑問点の解消をしたり、新たな気づきを得たりします。
最終的には、今後の進め方が腑に落ち、意見も一致。

授業での気づきをKJ法でまとめます。
詳細は、どうぞお気軽にご相談ください。

講師勉強会に参加したの先生の声
Voices from instructor workshops
分かっているつもりだった
部分が腑に落ちた

Y先生
勉強会は本当に時間をかけて行っています。正確にいうと、時間がかかってしまう。1章毎にポイントは何か、その意味は何か、どんな背景から出てきている言葉なのか、とことん議論し、理解を深めます。そのプロセスの中で自分の価値観が見えてくるときがあります。キャリアの勉強をして、分かっているつもりだった理論の深い部分が「腑に落ちた」瞬間の感動。私は今まで、ものすごく浅い知識と理解でこの理論説明していた!と赤面したくなることも。私にとっては、ジョハリの窓の理解が劇的に変わったことが印象的でした。
指導マニュアル事例
Manual examples

「自分デザインブックⅠ」のChapter7.協調性とは何かを考えようのマニュアルです。
一つの指導案として提示していますので、講師の先生方のお考えで進めていただいて構いません。
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