
キャリア教育の考え方

キャリア教育は、学生が「自分の人生をどう生きるか」を「主体的」に考え、行動できるようになるための教育だと考えます。
「知識」や「(内定を取るための)方法」を学ぶのではなく、「自分を理解し、未来を描く力」を育むことが、最大の目的です。
私たちは、この考え方を基本として教材制作や指導助言を行っています。
キャリアとは
About career

私たちは、人々や社会との関わりの中で、さまざまな役割を担って生きています。
また、人生のさまざまな節目(就職、結婚、出産、転職、介護等)で、次のステップに向けて、「自分はどうありたいのか」「自分は何を追究したいのか」を考えます。
限られた人生ですから、「自分のあり方」を考えることはとても大切です。
「自分の役割」を見出し、「その役割をどのように果たすのか」を考えること。
さらに自分の割を果たすために自分の中に何を「積み上げ」、どう「成長」させるか。
このような「自分のあり方」を考えることが、「キャリア」を考えることだといえます。
キャリア教育のあり方
Career counseling
キャリア教育とは、特定の指導方法を指すのではなく、「人の生き方そのものに関わる学び」の手助けだと思います。
学生一人ひとりが、社会的・職業的自立に向け、「自分らしい生き方」を選択できるよう後押しするための教育です。
そのためには、論理的思考を学んだり、問題解決のための方法を学ぶ必要があります。
それらの学びを通して、自分の未来を創造し、前進していけるようにすること。
そのための能力や態度を育成することが、キャリア教育のあり方だと考えます。
人生100年時代の社会人基礎力
(経済産業省)
経済産業省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」は、「これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」と定義されています。

この基礎力を育てるために、以下の3つの観点が重要とされています。
目的(どう活躍するか)
学び(何を学ぶか)
組み合わせ(どう学ぶか)
つまり、単なるスキルの習得ではなく、学び方や学びの位置づけをどう組み合わせるかまでを考えることです。

社会人だけでなく、大学生、
高校生にも求められる力
IT 技術の急速な進展や産業構造の変化によって先行きが不透明(VUCA)になってきている昨今、社会人はもちろんのこと、大学生や高校生にも、「自らの問題意識で、自らの「羅針盤」をもってキャリアを構築していくことの重要性」(「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」 報告書より)が指摘されています。即ち、「学び続け、自らをブラッシュアップする力」が求められています。
キャリア教育は、「一生を通じて学び続ける力の土台を築く教育」 なのです。
経済産業省が発表した
「人生100年時代の社会人基礎力」
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